Zabbix トリガー設定について

今回はトリガー設定について記載していきたいと思います。

 

トリガーとは

 アイテムが収集したデータを「評価」し、最新のシステム状態を表示する論理条件式のことらしいです。ざっくりというと、アイテムに設定した対象が特定の状態になった場合にのみアラームを検知するという設定です。以下参考イメージ。

 例 タイプ:Zabbix agent(アクティブ)の場合

①監視対象であるLOGサーバのLogAファイルに「Error」という文字が出力された

f:id:Tk24:20181031081616p:plain

②Zabbix agentにより検知される

f:id:Tk24:20181031081740p:plain

③Zabbix agentからZabbix ServerにLogAでErrorという文字を検知したという情報を送信

f:id:Tk24:20181031082116p:plain

④Zabbix ServerのGUI画面上に

  深刻度 :警告

  トリガー:Errorが検知されました!

  ホスト :LOGサーバ

 というようなメッセージが表示される

f:id:Tk24:20181031082558p:plain

 設定するタイプやアイテムキーによって多少トリガーの書き方は変わってきますが、考え方はほとんど変わらないと思います。

 

トリガーの条件式

 トリガーの条件式とは、この記事の最初に記載したトリガーの処理動作を設定する項目です。書き方は基本的に、

{[ホストorテンプレート]:[アイテム].条件式} 

という形で設定されます。

 詳しくは以下を参照してください。よく使われる条件式の例文が書かれていて非常にわかりやすいです。

zabbixのトリガー設定 - Qiita

 

※短くなったのでメモ追記

タイプのアクティブ設定についてのメモ

 アクティブ設定とは、上記画像のようにZabbix agent側からZabbix サーバ側に情報を送信するタイプのことです。ログ監視などはアクティブ設定でないと監視できません。また、アクティブ設定のみだと情報がサーバ側に送られてこない時に、サーバがダウンしているのかagentの動作がおかしいのか判断が付きません。ですので、サーバ側から死活監視をしながらアクティブ設定を使用することが多いみたいです。

 

今回は以上です。次はアクション設定について書きたいと思っています。