AWS初心者学習① ~リージョンとアベイラビリティゾーンについて~

昨今、IT系に強い企業以外もシステムをクラウドに移行していると聞くので今更ではありますがAWSについて学習しました。クラウドに強くなっておけば、中小企業のクラウドかバブルが終わるまでは食いっぱぐれることはない!ような気がする。

 

今回からAWSのソリューションアーキテクト取得のために学習したことを、記憶の定着のためにアウトプットしていきたいと思います。1つずつの記事は短めになるかもしれませんが。。

 

リージョンとは

AWSがサービスを提供している拠点(地域)のこと。リージョン同士、それぞれが地理的に離れた場所に配置されている。日本では東京と大阪がリージョンとして存在している。
    ※大阪は、ローカルリージョンというアベイラビリティゾーンを1つしか持たない特殊なリージョン。他のリージョンと組み合わせて使うことが前提のリージョン。
    

アベイラビリティゾーン(AZ)とは

リージョンの中には、複数のAZが含まれている。そして、AZの中には複数のデータセンターでえ構成されている。

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・AZの特徴

AWSのAZは地理的にも電源的にもそれぞれが独立しています。AZ同士が一定の距離以上はなれたところに存在するため、局地的な災害ですべてのAZに障害が発生することはないように配置されている。また、ひとつの地域で停電が発生してもAZ全体に影響が出ないように考慮されています。

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・マルチAZについて

マルチAZ 構成とは複数のAZにまたがって構成されたアプリイケーションのこと。マルチAZのメリットは以下などがあります。

・可用性の向上

DBなどをAZにまたがる冗長化しておけば、AZやインスタンの障害時でもデータの損失も防げる。

・耐久性の向上

万が一AZ全体で障害が発生してもフェイルオーバー機能などを使用することでダウンタイムが1~2分ほどにすることができる。一つのAZにしか配置していないと手動で対応しなければならないため時間がかかる。

上記などの理由によりAWSはマルチAZを推奨している。以下の図が簡易的なマルチAZ構成です。登場しているシステムについては、また別途説明します。

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今回はここまで。次回は「VPC」について書きます。